サプライズを成功させるために

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失敗しないためには相手の心理を学ぶ!

サプライズということは、成功させなければ意味がありません。
下手をすると、滑稽なだけで終わってしまい、誕生日を祝ってあげるどころではなくなってしまうことだってあるでしょう。

喜ばせてあげたい、感動させてあげたいからこそ、サプライズイベントにするということを忘れてはいけないのです。
相手の心理まで考えて行っていけば、サプライズはもっと効果的に使えるようになり、誕生日を盛り上げていくことができるようになるでしょう。

下げて上げることで大きな影響を与えるゲインロス効果

最も有効な手段として、心理学の力を借りることが重要です。
その一つとして、ゲインロス効果というものがあります。
その名の通り、プラスとマイナスについて与える効果なのですが、心理状況はこの変化量が大きければ大きいほど、影響を与える効果になるということです。

これは、ギャップという言葉でも表せます。
遊んでそうだけど誠実な人がいるとしましょう。
マイナスからプラスに評価が変わっていくわけですが、この差が大きければ大きいほど、相手には印象が強く残るのです。

では、サプライズに置き換えてみると、誕生日にプレゼントを渡したというだけでは、何もギャップがありません。
だからこそ、印象にも残らない誕生日プレゼントになってしまいます。

これでは失敗でしょう。
そこで、サプライズでギャップをつけていくのです。

大きな差をつけるのであれば、最初にマイナスを与え、最後にプラスに転化させることが重要です。
誕生日であれば、期待させておいて何も渡さずに家に返します。
ですが、家についたら欲しかったものが届いてあったとしたら、このギャップはどうでしょうか。

最初は期待していたのにもかかわらず、何もなかったとがっかりしてしまいます。
ところが、帰宅してみたら、ちゃんと考えてくれていてびっくりするのですから、非常に驚くでしょう。
もっと差をつけるのであれば、電気をつけたらテーブルの上にプレゼントが置いてあったりすると、もっと驚くはずです。

性格や行動を考えて

心理学的をテクニックとして用いるだけで、相手に与える影響はとても大きなものになるでしょう。
しかし、簡単なことではありませんし、一つ間違えると、マイナスしか与えないことになる可能性も出てきます。

この場合にも、最初に機嫌を損ねすぎてしまえば、届いているプレゼントに気が付かないかもしれません。
これではサプライズも何もないのです。

相手の性格や行動も踏まえ、サプライズは計画しなければ成功しません。
できることならば、あまり失望させたりすることもなく、喜んでもらえるように考えていくことが、サプライズには求められるのです。