陶器婚式(結婚9周年)

九年目の結婚記念日について

これから結婚九年目を迎える方は、これまでの生活についてどのように思っているでしょうか。
想像していたような結婚生活だったでしょうか?
それとも、想像していなかった大変なことが多かった生活でしたか?
もしかしたら、想像していたよりも、ずっとすばらしい生活だったと答える方もいるかもしれません。

九年間の結婚生活は、よく考えて見ればとても長いです。
小学校に入った子供が、中学校を卒業するまでの期間だと思えば、その長さについてイメージしやすいかもしれません。
いろいろなことがあったと思いますが、こんなにも長い間人生を共に歩んでくれた存在がいることに、やはり感謝するべきだと言えるでしょう。

そして、これから先も、もっと楽しく堂々と生きて行けるように、結婚九年目の記念日は、最高のものにしたいものです。

陶器婚式について

金婚式や銀婚式という名前はよく耳にしますが、実はそれ以外にも、数多くの結婚記念日の呼び方があります。
「陶器婚」という言葉を、初めて聞く方も多いのではないでしょうか。

多くの方のご家庭に、陶器製のアイテムがあるかと思います。
お茶わんなども、そうかもしれません。
ご存知のように、陶器製のものは、落とせば割れてしまいますし、何かにぶつけてしまえば欠けてしまいます。
そのため、日頃から丁寧に扱い、保管にも注意を払っている方が多いと思います。

陶器婚とは、夫婦が互いに相手を思いやり大切にしあうことで、関係を壊すことが無いようにといった意味が込められているのだそうです。
結婚前は、相手を気遣いながら言葉え選び、許し合いながら付き合っていたのに、結婚したとたんにその気遣いを忘れてしまう夫婦もいます。
ちょっとした誤解で、相手をせめて傷つけたり、悪かったと思っても謝罪しなかったり。
こういったことの繰り返しで、関係が壊れてしまうことも少なくありません。

陶器を扱うように、優しく丁寧に接しながら、いつまでも良い夫婦でいられるようにしたいものです。

陶器婚におすすめのプレゼントとは?

やはり、陶器製のものがおすすめです。
お茶わんや、お皿、カップなども良いでしょう。
せっかくなので、上質なものを選んであげてください。

また、陶器に関係のないものを選んでみるのも良いでしょう。
長く欲しがっていたものを、これを機に贈るのもおすすめです。
相手を思いやり大切にするといった意味がある陶器婚なので、ぴったりのプレゼントだと言えるでしょう。

良い関係を続けるコツ

長く同じ屋根の下で暮らしていれば、お互いに気になることもあるものです。
しかし、相手をコントロールしようとするのは、絶対にだめです。
とたんに、息苦しくなり、逃げたくなってしまうからです。

もし、相手に何か気になることを伝えたくなったら、相手を責める言い方ではなく、自分はこうされると嫌だといった言い方をするのがコツです。
こうすれば、相手は責められていると思わないからです。