古希のサプライズ

古希とは何?

古希(こき)は数えの70歳を指し、古稀(古希)とも書きます。
唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)にも意味すると言われていますので、その詩を引用してみましょう。
「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)ウィキぺティアより
このように、かつては短命だったため70歳まで生きる人はすくなかったので、古稀はここまで生きてこられた良かったというお祝いなのです。

したがって、古稀(古希)となると、長寿ということになるのですが、70歳過ぎた人が増えている今ではそれは昔のことともされています。
お祝いの色は喜寿と同じ紫になります。

古希祝いのプレゼントは何がいい?

古希祝いのプレゼントはいろいろありますが、還暦等と同じように気持のこもったものが一番喜ばれます。
しかし、ここで還暦と異なるのはこのまま元気でいてほしいという家族の思いがいっそう強くなっているということです。
それは、60歳よりも70歳の方が年齢的に上なので、あたりまえのことですが、家族のきもちとしては本当にこのまま、何事もなく元気でいてもらいたいのが本音。
そのためにも、いっそう元気になってもらいたいと思う家族が多いようです。

そこで、好まれるギフトが体験型のもの。
たとえば、旅行をプレゼント、温泉宿の宿泊券、旅館やホテルの宿泊券等が考えられるでしょう、。
このような体験を積み重ねる事で脳が活性化され、いつまでも元気でいてほしいという家族としての切実な願いがこういった体験ギフトには含まれているのです。
時間を作って、3世代で旅行に行くというのも良いことで、お年寄りは喜んでくれます。

どんなサプライズがいい?

70歳になると、子供は40歳前後、孫は小中学生か、結婚が遅い人であれば、赤ちゃんや就学前と考えられます。
子供も孫も忙しいという時期でしょうから、ビデオレター等は大変かもしれませんので、各家庭で撮りだめした孫の様子、結婚したばかりの子供がいれば、新婚家庭の様子を流すというのも良いでしょう。
また、孫がだいぶ大きいのでしっかりとした作文が書けますから、おじいちゃん、おばあちゃんへの手紙の読むというのも良いこと。
まだ小さい孫がいれば、似顔絵を描いたり、メダルや折り紙を作ったりも喜ばれます。

そして、孫による出し物も嬉しいものでしょう。
楽器の演奏や歌、ダンスの披露は何度見ても嬉しいものに違いありません。
また、ここで大事なのはおしゃべりです。
形式にこだわったことはいりませんので、子供や孫と過去の話でも、これからの希望でも沢山おしゃべりすることで、脳の活性化になるのです。