卒寿のサプライズ

卒寿について

卒寿とは90歳のお祝いです。(数えで90歳なので、実際は89歳。)
なんでも、卒という字の略字の「卆」が90に見えるからというのが、その理由だそうです。
ともかく90歳のお祝いというのは歩んできたその歳月を思うと、おめでたいものです。
この機会に親戚一同で集まっておじいさんやおばあさんの卒寿をお祝いするというのも楽しそうで良いでしょう。

おじいさん、おばあさんも子供や孫やひ孫に会って近況を聞きたいものです。
なるべく皆が集まれそうな良い日を決めて親戚であつまるようにすると、おじいさん、おばあさんは喜んでくれます、」

紫のものをプレゼント

卒寿のイメージカラーというと、紫なので紫色のものでおじいさん、おばあさんの喜びそうなものを贈るとよいでしょう。
もしかしたら、配偶者に先立たれているという場合もありますから、夫婦茶碗などは避けた方が良いです。
家にいることが多いかもしれませんから、紫色のルームウェア等、男女ともに良いかもしれません。
その際、気持ちが明るくなるように、少々華やかな雰囲気の物が良いのではないでしょうか。

たとえば、おじいさんであれば紫色のアロハシャツ、おばあさんであれば紫の花柄のワンピース等、華やかな気持ちになれそうです。
また、皆でその場で食べられるようなアイスクリームやお菓子や果物でも良いでしょう。
紫にちなんでブドウやブドウゼリー、クレープアイス、むらさきいもの羊羹等、その場で皆で食べられておいしいものが喜ばれます。
おじいさんやおばあさんは90歳になると、自分がというより皆が喜んでくれることで嬉しい気持ちになるものです。

サプライズはどうする?

サプライズはやはり、心のこもったものが良いでしょう。
90歳ともなると、孫は20代から30代でしょうし、ひ孫も小学生になっているという場合もあります。

ひ孫が小学生であれば、しっかりした作文が書けますから、卒寿のお祝いの作文を読むというのも喜んでくれそうです。
そして、絵好きな子でしたら、その場でおじいさんやおばあさんの似顔絵を描くというのも楽しいサプライズになります。
また、孫が化粧好き女子であれば、おばあさんにキレイな化粧を施して、インスタ映えする写真を撮るというのも現代的で楽しいサプライズ。
このように楽しい4世代交流ができれば、脳の活性化にもなりますからおじいさんやおばあさんの今後のためにも良いことになります。

このような家族の触れあいが、おじいさん、おばあさんお一番の生きる活力になるのは間違いないことです。
戦後の混乱を生き抜いてこの国を作ってくれた老人を、大事にしましょう。
年に何回かこのように親戚が集まる時間を持てるのは大事なことですから、積極的に動いてはいかがでしょうか。